マラウイも有名に!?
ちょっと油断するとこれだ。
実験の試験です。
久しぶりの更新です。
マラウイの魅力は千原せいじさんに代わりに紹介してもらいましょう。
それにしても、せいじさんもよくもまぁマラウイにくるな!これで3回目?
意外とマラウイの魅力にとりつかれたのかもしれませんね笑
期末テスト始まる
とうとうこの時期がやってきた。
前学期は生徒のストライキによりオープンクラスだけのテストだった。
そのため準備も採点も50人程度と比較的楽だったが、今回は全部で200名強・・・
テストは作り終えたが、採点のことを考えると今から気が重い。
来学期から全部選択式にすることも検討しようか、うん。
渾身のオリジナル問題6ページ。試験時間はいつも通り2時間。今回はあまり教科書を見ずに作ってみたが、果たしてどれぐらい正解してくれるか。
作問者の予想点と生徒の平均点の差は、教師の生徒に対する理解度の指標となる。
つまり予想と結果が近いほど、生徒の実情をしっかり理解して授業を行い、テストを作れたことになる。
平均が低いから生徒が悪い。平均が高いから問題が簡単だった。
そんなものは全て教える側の都合であり、ただの言い訳である。
平均が60点付近になるのがベストなんてよく言われるが、そんなのはセンター試験だけで構わない。
平均は20点だろうが90点だろうが構わない。全員解けたら100点でいいじゃないか。
とにかく上位の差別化を図るために、わざと落第者を作り出す現在の評価システムは早急に改善が必要である。
なんでも楽しいのが一番大切
マラウイ式EXAMに感心する
我々はなんでもかんでも日本が優れていると勘違いしていないか?
確かに大半の部分では日本の方が優れているだろう。
日本を知るマラウイアンは口を開くたびに
「日本は豊かでいいなぁ。かっこいいなぁ。俺も日本に行きたいよ。」
と声を揃える。
我々がマラウイに対して抱く固定観念と同様に、彼らも日本は全てが豊かで優れた国だという一種の幻想にとりつかれている。
さて、こちらの写真。
生徒は何をしているところかわかるだろうか。
実験の授業?
いやいや違います。
マラウイでは国家試験(MSCE)に合格しないと卒業したことになりません。毎年大量の留年者が出ます。
そのMSCEは毎年7月から行われるため、4年生の試験はMSCEを意識した模擬試験になっています。
そしてMSCEには、なんと実験の試験も含まれる。
使うべき器具、試薬、結果の読み取り方とまとめ方。
そのような力は確かに紙の上だけでは評価しにくい。
実験を試験に課している日本の高校なんてほとんどないだろう。
こういったところは是非見習うべきところなのかなと思います。もちろん実験の内容はマンネリ化しないように、そして一人一人の生徒に不利益のないように工夫は必要ですが。
実験器具が不足していたって構わない。自分で作れればいい。
とにかく日本の試験、評価、そして学校というものは息苦しい。
想像してみよう。
教師が教室に入って来た。
「試験やるよー!」
きっとあなたの顔は苦虫を噛み潰したようになっただろう。
この呼びかけに、未だかつて歓喜の声をあげた生徒はいない。
その息苦しさの根源は何か。
一概に言えたものではないが、あまりに厳しすぎる規則と統一感では無いだろうか。
例えば最近、大学入試の出題ミスが世間を騒がせた。
1点のミスもないように、正確に、、、
1点も落とさないように、慎重に、、、
いやね、大切だよ。大切。
そういう細かい所の配慮が積み重なって完璧へと近づいていくんだよ。
だけどね。なんだろう、この例えようのない息苦しさは。
試験が人に与える苦痛の要因はなんなんだろう。
間違ったっていいじゃないか。なぜ間違ったことを必要以上に気にさせて、正解した喜びもろとも奪い去ってしまうのか。
なんでも適当が一番
こんなこと言ったら日本の社会では行きていけないだろうけど、適当にやろうよ。もっとさ。
完璧を目指すのは構わないけど、完璧になんてなれない。完璧になってもずっと続かない。
諸行無常
だからこの言葉が大好きで仕方がない。
おごれる者も久しからず。
(中略)
猛きものもついには滅びぬ。
楽しいことなんてずっと続かない。だからといって、つらいことだっていつかは終わる。
世の中なるようにしかならないから、あくせく苦しんで生きる必要なんてない。
もっと適当にやろうよ。
そして、、、
今学期が終わったら、ザンビアはヴィクトリアフォールズへ行くぞ!
次回マラチャンは番外編!世界三大瀑布、ヴィクトリアフォールズの旅
お楽しみに!
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