怒涛の1ヶ月がすぎる。
マラウイでは卒業試験が6月末から始まる。6月前半はどの学校も試験に向けて対策のようなことを始める。
6月8日にナリクレ教員養成校で行われた理数科分科会も無事終了しました。
余計な考えが浮かぶのは時間が有り余っているせいだと一念発起
とにかく暇な時間をなくすために予定を入れまくったこの1ヶ月
予定表を振り返り、我ながらよくやったと自己満足
- 実験指導と試験準備
マラウイでは卒業試験が6月末から始まる。6月前半はどの学校も試験に向けて対策のようなことを始める。勤務校はさておき、近隣校では理科教員の数も少なく、実験の試験が課されるものの実験練習が行えないという事態が発生している。
政府も最近は理科教育の充実に取り組み始めたらしく、もともと壊滅的に実験器具や試薬のなかった村立校に器具と試薬を導入してくれた。
ただし、扱える先生がいない。
そこで近隣校からひっきりなしにヘルプのお願いがくる。
近隣5校のヘルプをすることになったので、勤務校で授業のない月水金を使って各校ローテーションで巡回して行った。
準備は確かに面倒くさい。だけどやれば楽しい。それが実験。
- 実験をつくる
6月8日にナリクレ教員養成校で行われた理数科分科会も無事終了しました。はじめて分科会に出席して未来の教員となる大学生たちに実験を指導しました。
テーマは身近な材料で教科書に載っている実験を行うということです。
やはり実際にやってみると想定外のことも多発してうまくいったりいかなかったり。
どのグループもかなりヤル気だしてくれて楽しんで実験を作り上げていました。
この時、先輩隊員が開発した質量保存則の実験は無事に私の実験レパートリーに仲間入りしました笑
このメンバーでは最後の分科会
これをもって平成28年度1次隊のみなさんは分科会を卒業し、まもなく7月頭に日本に帰られます。お疲れ様でした。
うん、強烈にうらやましい!!!!
- そして出張実験指導
分科会が終わったら再び任地へ。6月も中旬になるといよいよ試験が近づきみんなあたふた。
毎日毎日どこかしらで実験そして実験・・・
器具があっても使えない。試薬があっても扱えない。
そんなトラブル続きの学校を訪れるたびに感じる。
先生の数を増やそう。
だけど財政的にもいっぱいいっぱいなのはよくわかる。
授業の質と先生の数。
マラウイだけでなく日本でもいま問題となっていますね。
- 最近のモヤモヤの正体は・・・
自分に何ができるのか、何が求められているのか。
いや、実際何も求められていないんじゃないか。
いろいろなことが頭を駆け巡った4月、5月。
無力感に悩まされるという赴任半年
毎日毎日が同じことの繰り返しで、何のためにここにいるのかよくわからなかった。
とにかく予定を詰めて動いてみた6月。
果たして・・・
結局なんでモヤモヤしてたのか未だによくわからないし、活動を増やしたら増やした分イライラも増えたし疲れたし・・・
あーーうまく行かない!!!
そしてこの叫びは何がうまく行かないのか自分でもよくわからないままに発せられる。
そうなんだよな。
何がダメなのか、何がどうなってもらいたいのか、、、
特にない。
特にないから困っている。
そしてそのモヤモヤがすべてのヤル気を奪っていく。
ブログだってSNSだってマラチャンだって、日本との交流だって、あぁ、なにもかもが面倒くさい!!
今日も私は元気です。あなたは?
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